秋の叙勲 北原康弘さん
2018年秋の叙勲。
消防団員として長年地域の防災に携わり、消防功労で瑞宝単光章を受章した伊那市高遠町山室の北原康弘さん(65)の喜びの声です。
受章した今の気持ちは・・・
「長く消防をやっていて、こういう章を受けるとは思わなかった」
伊那市高遠町山室の北原康弘さん65歳。
20歳の時に消防団に入団し、56歳までの36年間、地域防災のために尽力しました。
実際の火事現場での体験について・・・
「山火事や人家の火事がまわりにあった。水をかけても消えないということで、無線を使いながら指示を出した覚えがある」
退団までの2年間は、三義分団長として指揮をとり、団員の安全確保に力を注ぎました。
心掛けてきたこと・・・
「事故を起こさないように、徹底した指導を先頭に立ってやった覚えがある」
これからを担う若い人達には「自分の地域は自分たちで守る」という精神を引き継いでもらいたいと話します。
後輩団員に伝えたいこと・・・
「(団員それぞれが)機関を動かせるよう訓練し、安全な街づくりを重点に活動してほしい」