炭で松くい虫対策
炭を撒いて土壌改良を行いマツに抵抗力をつけることで松くい虫被害を防ごうという取り組みが南箕輪村神子柴で行われています。
9日は南箕輪村の神子柴区共有財産組合が管理している林で炭を撒く作業が行われました。
組合員はマツのまわりの落ち葉を取り除き炭を撒いていきました。
これによりマツに抵抗力がつき病気になりにくくなるということです。
炭を撒いたマツには目印としてピンクのヒモが取り付けられました。
付近では松くい虫被害が確認されていて伐採する樹木には黄色のヒモが取り付けられています。
取組は5年目で、これまでに炭を撒いたマツおよそ40本のうち松くい虫被害が確認されたのは2本だということです。
南箕輪村では、完全に防ぐ事はできないが他の場所と比べ発生のリスクは低くなっているとみて、今後もその効果について検証を進めていくとしています。