ウズラの餌代に　切り絵作品販売

伊那中　特別支援学級生徒が活動

伊那市の伊那中学校の特別支援学級の生徒達は、学校で飼育しているウズラの餌代などを捻出する為に、自作した切り絵の封筒や便箋を伊那市のいなっせ北側にあるコミュニティーカフェ・セジュールで販売しています。
９日は、商品を販売しているセジュールで生徒達が切り絵を披露しました。
セジュールでは現在、生徒達の作品展が開かれていて実演はその一環で行われました。
これは、生徒達が飼育しているウズラをモチーフにした切り絵の封筒です。
インターネットの動画投稿サイトを視聴した事をきっかけに６月からウズラの飼育を始めました。
今は４羽を育てていて、餌を与えたり砂遊び用の砂を交換するなど、平日はもちろん休日も登校し世話をしています。
餌代や砂代は月に４千円かかる為、生徒達は授業で学んだ切り絵で商品を作り販売する事にしました。

生徒たちが作った封筒と便箋のセットとお年玉袋です。
封筒と便箋のセットは２５０円で、お年玉袋は５０円です。
作品展は来月８日までセジュールで開かれていて、期間中は便箋や封筒を購入する事ができます。
また１５日の午後２時から生徒による切り絵の実演が開かれる予定です。