日本刀の基礎知識を学ぶ講座
高遠町歴史博物館特別展「高遠に残る武具」に合わせて
伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で開催中の特別展「高遠に残る武具」の関連イベントで日本刀の基礎知識を学ぶ講座が10日に開かれました。
講座では、高遠町歴史博物館が所蔵する日本刀を使って、鑑賞の仕方を学びました。
講師は、東京都にある刀剣博物館学芸員の飯田俊久さんが務めました。
受講者はアドバイスを受けながら慎重に日本刀を手に取ります。
垂直に立てて刀全体の姿を観察した後、横にして光を当てながら波模様の「刃文(はもん)」を観察します。
飯田さんによりますと、刃文は刀が作られた時代や地域によって違いがあるという事です。
この講座は、高遠町歴史博物館が地域に残る高遠藩の武具を展示している特別展に合わせて開かれたもので、約20人が受講しました。