ビストロなかしょく 開店
伊那市駅前 空き店舗エリアの再生へ
空き店舗が目立っていた伊那市駅北側の一角を復活させよと上伊那の飲食店でつくる若者のグループが活動をしています。
15日活動の成果を目に見える形にしようと1店目となる飲食店「ビストロなかしょく中央商店街食堂」がオープンしました。
開店まで30分前の午後4時半です。
店内では店のオーナーの八木択真さんやシェフの中塚昭如さんが準備に追われていました。
店があるのは、伊那市駅から徒歩1分ほどの場所です。
昭和20年代に建てられた建物の中で居酒屋等8軒が営業していました。
しかし、昭和50年頃から徐々に店じまいをしていったという事です。
近くの精肉店の店主も新たな店のオープンに期待をよせています。
上伊那の飲食店主らでつくる一般社団法人アスタルプロジェクトは空き店舗をリフォームし、観光客を呼びこもうと、この一角の再生を始めました。
その最初の店となるのが「ビストロなかしょく」です。
午後5時、初日の営業が始まりました。
外装には昔の看板が残されています。
宮田で養殖された信州サーモンのカルパッチョや、上伊那で作られたバルサミコ酢のソースをかけたフォアグラのソテーなど、地元産の食材と酒にこだわり提供しています。
来年春までには、串揚げ屋など、4店舗が開店する予定です。
「ビストロなかしょく」は午後5時からの営業で、日曜日と月曜日が定休日です。