土砂流出のハウス 片づけ作業
10月の台風24号で土砂流出の被害を受けた伊那市荒井内の萱の夏秋イチゴの生産ハウスで呼びかけにより集まったボランティアが土砂の片づけを28日行いました。
28日は、市内から20人と地元荒井区から13人の合わせて33人がボランティアスタッフとして参加しました。
土砂の片づけの作業が終わるまで人手が必要という要請を受け、伊那市社会福祉協議会がボランティアを募集しました。
ハウスを所有するのはイチゴ農家の室岡良昭さんです。
室岡さんのハウスは、10月1日未明に県内を通過した台風24号で近くの沢から土砂が流れ込み9棟のうち2棟が全壊、3棟が半壊しました。
室岡さんはこれまで作業を毎日行っていますがハウス内には未だご覧の様に土砂が堆積したままとなっています。
ボランティアの参加者たちは、スコップで土砂をすくって一輪車に積み運んでいました。
室岡さんは再建に向け「来年3月の定植前までには作業を終わらせたい」と話していました。
伊那市社会福祉協議会では、12月2日にも作業を行う計画で30日までボランティアスタッフを募集しています。