木曽谷交流物産展
権兵衛トンネル開通を記念して木曽の伝統工芸品などを紹介する木曽谷・伊那谷交流観光物産展が駒ケ根駅前ビル・アルパで始まった。駒ケ根市観光協会、駒ケ根商工会議所など主催。木曽の老舗が出店し、わん、盆などの漆器やろくろ細工、曲物などの工芸品を多数展示即売中。訪れた市民らは珍しそうに品物を手に取って「こっちにはあんまりない物だね」などと話しながら買い求めている。伊那谷からは伊那紬が出展されている。
実演コーナーでは信州の名工に認定された篠原武さん(63)が、3代にわたって使えるという伝統のお六櫛(ぐし)の製作と即売を行っている=写真。4代目の篠原さんは「トンネルが開いて行き来が活発になり、お六櫛(ぐし)の良さをたくさんの人に分かってもらえたらうれしいね」と話す。お六櫛(ぐし)を作れる職人は木曽でも今や数人しかいないという。
7日まで開催。午前10時縲恁゚後7時。