元アメフト選手らが子ども達を指導
アメリカンフットボールの国内リーグの元選手らによるフラッグフットボール講座が2日、南箕輪村民体育館で開かれました。
講座には、村内を中心に小中学生およそ40人が参加しました。
指導に当たったのは、日本代表選手を含むアメフトの元選手13人です。
高学年のグループでは、4チームに分かれて試合が行われ、選手らと一緒に子ども達が作戦を立てながらプレーしていました。
アメフトの選手はタックルなどで頭部に衝撃を受けることが多く、脳疾患との関係が研究されています。
今回、元選手らが自然や子ども達と触れ合うことにより、脳がどのように変化するかを国の調査の一環で調べます。
フラッグフットボールの普及に力を入れていて、大芝高原などがあり自然豊かなことから、今回南箕輪村が実験の会場として選ばれました。
元日本代表の飾磨宗和さんは「自然の中を歩いたり、初めて会った選手たちと大勢の子ども達に指導をしたり、脳にとても良い影響があるのではないかと思う」と話していました。
南箕輪村では「会場として使ってもらえることもうれしいし、子ども達にとっても良い経験になる」と話していました。