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東箕輪の今後の農業考える

東箕輪の今後の農業考える

箕輪町東箕輪の農業の現状と課題を把握して、今後の方策について話し合う懇談会が11日、南小河内公民館で開かれました。

懇談会は箕輪町が開いたもので、農業従事者など15人が参加しました。

北小河内、南小河内、長岡でも担い手不足が深刻で、参加者からは「1ヘクタール近くの農園を持つ果樹農家が、担い手がいないためやめたいと言っている」、「サルによる被害でやめた農家もいる」との声が上がっていました。

また、東箕輪は天竜川と山に挟まれた限られた土地の中に住宅と農地が混在していて、広い農地が確保できないのも課題だとして、今後農地の集約について話していくことも確認されました。

懇談会は、人と農地の問題を一体的に解決するための方法を考えるために農林水産省が作成を呼びかけている「人・農地プラン」を元に開かれました。

人農地プラン東箕輪地区推進リーダーの鈴木健二さんは「具体的な施策を考えていかなければ厳しい現状は変わらない。地域にあったものを考えていきましょう」と話していました。

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