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1811/(月)

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富県南福地にため池整備 水生生物の復活望む!

ホタルの生息場所の拡大へ

富県南福地にため池整備 水生生物の復活望む!

伊那市富県南福地の住民有志は、水生生物が暮らす水辺を復活させようと、地区内の休耕田にため池を整備しました。
17日は、南福地自然環境を守る会のメンバーなど8人が、手作業で水路に溜まった泥を取り除いたほか重機を使って土を掘っていました。
ここから100メートルほど離れたところに、ホタルが自生する場所があります。
南福地では、平成19年におよそ50メートルの水路を整備し、餌となるカワニナを放流するなどの環境整備を進めてきました。
活動当初数匹だったホタルは、現在では数十匹に増えているということです。
ホタルの生息場所を広げようと、ため池を作ることにしました。
南福地の地名には「池」や「阿原(あわら)」などの小字名があり、60年ほど前までは湿地や沼地が広がっていたということです。
ため池が作られるこの場所は「カニ()」という小字で、泥の中からは沢ガニやドジョウなどが出てきました。
4時間ほどすると、200平方メートルほどのため池が完成しました。
来年以降は、この場所の隣にもため池を作る計画です。

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