若草園診療所への移転を中止
来年度の開園を目指し進められていた、箕輪町の子ども発達支援事業所若草園の東部診療所への移転について、白鳥政徳町長は、保護者の同意が得られなかったとして、行わないことを明らかにしました。
これは、25日箕輪町役場で開かれた定例記者懇談会で白鳥政徳町長が明らかにしたものです。
若草園は支援が必要な子どもたちが通う子ども発達支援事業所で、現在12人の子供が通っています。
三日町保育園に併設されていて、手狭なことや、保護者の相談スペースがないことから、来年度の開園を目指し現在休診中で南小河内にある東部診療所への移転が進められていました。
しかし、保護者から、「一般の保育園との併設」を望む声が多く、同意が得られなかったことから、移転は中止となりました。
今後の移転先については検討中だとしています。
また、白鳥町長は、有限会社泰成運輸が行っている移動販売「にこやか号」の運行が、来年1月31日で休止となることを明らかにしました。
箕輪町は、移動販売車の購入時に300万円を補助をしています。
休止の理由は、人手不足や経費の値上がりなど泰成運輸の経営上の課題としています。
また、白鳥町長は、毎年12月末に行ってきた仕事納め式は、今年から行わないとしています。
これは、長野県の取りやめの流れに準じるものだとしています。