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鳥追いの伝統行事「ほっぽんや」

鳥追いの伝統行事「ほっぽんや」

南箕輪村の西部保育園で15日、鳥追いの伝統行事「ほっぽんや」が行われました。

この日は雪が舞う中、年長から年少およそ80人と、地域のお年寄りが保育園の周辺をまわりました。
「ほっぽんや」は、農作物を食べ荒らす鳥に頭を悩ませていた人たちが、五穀豊穣を願って行ったとされる上伊那地域の伝統行事です。
焼いて模様を付けた、30センチほどのヌルデの木を使い、鳥を追い払うように木を打ち鳴らしながら歩きます。

地域の伝統行事を後世に残していこうと、毎年、大泉地区の老人クラブ「福寿会」が、子ども達と一緒に行っています。
福寿会顧問の清水伝之丞さんは「今はまだ小さいのでわからないけど、親になったりして昔あんなことをしたな、と思ってもらえればありがたい」と話していました。

白鳥あゆみ園長は「地域ならではの大事な伝統行事なので、思い出と一緒に伝統を引き継いでいってもらいたい」と話していました。

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