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寒中の川に「そばの実」

寒中の川に「そばの実」

伊那市高遠町の高遠そば組合は、そばの実を冷たい川の水に浸す「寒ざらし」を18日に行いました。今年は130キロ、およそ900食分を用意しました。
18日は組合員7人が、伊那市長谷市野瀬にある粟沢川にそばの実を浸しました。
「寒ざらしそば」は、江戸時代高遠藩が将軍に献上していたとされています。
18日の伊那地域の最低気温は 氷点下2.7度でしたが、粟沢川の水温は3度でした。
そばの実を寒中の水に浸す事でアクが抜け、デンプン質が糖に変わり甘みが増すという事です。
高遠そば組合では、夏のそばの消費拡大につなげようと寒ざらしそばの商品化に取り組んでいます。
そばは立春の来月4日に引き上げる予定で、その後乾燥させます。
組合に加盟する伊那市高遠町の6軒のそば店で7月13日から期間限定で提供される予定です。
参加店舗 ・壱刻 ・華留運 ・ますや ・楽座 紅葉軒 ・紅さくら ・きし野



 

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