箕輪町で認知症教室
認知症に対する正しい知識や接し方について学ぶ教室が17日箕輪町の地域交流センターで開かれました。
教室には定員を超える44人が参加し、伊那神経科病院の高橋丈夫院長の話を聞きました。
高橋さんは「認知症の初期症状として、物忘れや物事への関心が無くなったり、外出をしなくなたりなど、うつ病と勘違いする事が多い」と話し「早めにかかりつけの病院に相談する事が大切だ」と話していました。
また認知症の人に対し「何もさせないのは悪化させるだけ。役割を与え達成する喜びを感じてもらう事で進行を遅らせる事に繋がる」と話していました。
教室は、箕輪町が認知症に対する理解を深めてもらおうと初めて開いたものです。
今年度あと2回開かれる予定で生活支援や治療薬についても学ぶ予定です。