マイクロプラスチックについて講演会
海洋生物への悪影響が問題となっているマイクロプラスチックをテーマにした環境講演会が25日伊那市の伊那合同庁舎でひらかれました。
マイクロプラスチックは直径5ミリ以下のプラスチック片のことで魚やウミガメなどがエサと間違えて食べたりケガをするなど問題となっています。
講演会では東京理科大学の二瓶泰雄教授が「河川のマイクロプラスチック」という演題で話をしました。
二瓶教授は「陸が発生源のプラスチックが川を流れて小さくなり
それが海の生物に悪影響を与えている。海のごみの問題はわがこととして考えなければならない。」と指摘しました。
またマイクロプラスチックが水中の汚染物質を吸着しそれを食べた魚を人間が食べるとリスクがあり危険だとしてうえで、「今すぐ対策をしないと影響が後世まで残ってしまう。」と話していました。
講演会は消費者の会などでつくる豊かな環境づくり上伊那地域会議が開いたもので会場には約50人が集まりました。