高校生がザザムシ漁を体験!
上伊那地域振興局が昆虫食を発信しようと企画
上伊那地域の高校生は26日、冬の伊那谷の風物詩ザザムシ漁に挑戦しました。
26日は、上伊那農業高校の生徒7人が伊那市山寺の天竜川の浅瀬でザザムシ漁を体験しました。
伊那谷の昆虫食の価値や魅力を県内外に発信していこうと上伊那地域振興局が企画したもので、地域の高校生に声をかけました。
ザザムシは、カワゲラやトビゲラなどの幼虫の総称です。
高校生は、地元の漁師3人から指導を受けながら、石の裏にいるザザムシをとっていました。
途中、佃煮にしたものを生徒が味見していました。
中には初めて食べる人も。
上伊那地域振興局では、今回の高校生によるザザムシ漁体験を皮切りに、東京の銀座NAGANOで昆虫食の試食販売会を開く他、2月17日には伊那市創造館でシンポジウムを企画しています。
上伊那地域振興局では、昆虫食文化を切り口に地域の食や風土、環境を紹介する本を今年度中に出版する計画です。