企業の景気見通し 4割が「悪い」
アルプス信用金庫のアンケート調査の結果
アルプス中央信用金庫がまとめている伊那谷経済動向・中小企業景気レポートによりますと、今年の景気の見通しについておよそ4割の企業が「悪い」と回答しています。
あるしんが上伊那を中心とする202社に対しアンケート調査したものです。
【今年の自社の景気】について、「良い」と答えた企業は15・9%、「普通」は46.2%で、「悪い」と答えた企業は37.9%でした。
今年10月に予定されている消費税引き上げが景気にマイナス影響を与えると考えている企業が多いということです。
【自社の景気が上向く転換点はいつごろになる見通しか】との問いには、「すでに上向いている」が15.1%、「6か月以内」が14%、「1年後」が14.5%となっている一方で、33.2%が「景気改善の見通しは立たない」と答えています。
また、去年10月から12月の業況判断指数はマイナス1.1ポイントで、前期と比べ5.5ポイント改善しています。