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橋本氏 県議選立候補を正式表明

橋本氏 県議選立候補を正式表明

任期満了に伴い4月7日に投票が行われる県議選伊那市区に伊那市前原の橋本()明典()さんが立候補することを31日正式に表明しました。
共産党新人で元教員の橋本さんは伊那市内で記者会見を開き「伊那市から県政改革に挑戦し県政を市民に取り戻す決意を固めた」と述べました。
橋本さんは「政治が教育に介入している」と指摘したうえで「子どもたちをとりまく教育環境や生活環境は必ずしも子どもたちが望むものになっていない。先の大戦で教育者が教え子を戦争に送り出した歴史を繰り返してはならず、そのために憲法を守りたい。」と話していました。
また「学校の先生は月平均80時間の残業をしている」として「教職員の働き方改革が必要だ」と訴えました。
ほかに沖縄県の基地問題を例に挙げ「国が地方自治や法をないがしろにして民意を踏みにじる行為が目に余る状況だ。全国のどの自治体でも沖縄県ほど鮮明ではないが同様のことが起こっている。
県民や地域の人たちの暮らしを守る防波堤である自治体行政も国からの様々な圧力で機能不全になっている」と話していました。
橋本さんは共産党の新人で現在62歳です。
愛知県出身で信州大学教育学部を卒業後昭和57年に教員となりました。
上伊那地域の小学校などで36年間勤務し一昨年定年退職しました。
現在は長野県教育会館理事、上伊那医療生活協同組合理事で伊那市つくしんぼ保育園副理事長を務めています。
県議選伊那市区にはこれまでに現職5期目で自民党の向山公人氏と現職1期目で自民党の酒井茂氏が立候補を表明しています。
定数2の伊那市区には現職2人新人1人の合わせて3人が立候補を表明しことから8年ぶりの選挙戦となる見通しです。
 

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