恩徳寺で大護摩祈祷
3日は節分です。各地で節分にちなんだ行事が行われました。
南箕輪村沢尻の恩徳寺では大護摩祈祷と福豆まきが行われました。
毎年恒例の恩徳寺の節分会には、厄除けや家内安全、商売繁盛などを願う人たちが訪れました。
祈祷は午前6時から午後5時まで8回行われ、このうち午前9時の祈祷では、およそ170人が本堂に入りました。
雑念を焼きつくし願いをかなえてくれるとされる護摩祈祷が始まると、参拝者は、バッグなどを差し出し燃え上がる炎にかざしてご利益を求めていました。
大護摩祈祷の後、豆まきが行われました。
升を持った年男と年女たちが福豆や銀杏などをまくと集まった人たちは福を招きいれようと一斉に拾い集めていました。
みはらしでも豆まき
また、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、恒例の豆まきが行われ、家族連れなどで賑わいました。
とれたて市場前の駐車場には特設ステージが設けられ、台風や、イルフルエンザに見立てた鬼が登場しました。
各施設のスタッフが桃太郎や金太郎などに扮して鬼退治をしました。
最後に、木曽郡上松町出身の御嶽海関の被り物をしたスタッフが登場し、次々と鬼を投げ飛ばしていました。
節分会のイベントは、平成12年から毎年行われています。
訪れた人たちは、みはらしファームでとれた大豆をぶつけ、鬼を退治しました。
続いて行われた福豆まきではいちご狩り入園券などもお菓子とともにまかれ、訪れたひとたちは、われ先にと手を伸ばしていました。