障害がある子どもの口の健康考える公開講座
気軽に地域の歯医者を訪れてほしい
上伊那口腔保健センターと上伊那歯科医師会は、障害がある子どもの口の健康についての公開講座を3日伊那市役所で開きました。
松本歯科大学の蓜島弘之教授が「障害児の口の健康を守るために」の演題で基調講演をしました。
蓜島教授は、障害者歯科などが専門で、松本歯科大学病院の摂食嚥下リハビリテーションセンター長もつとめています。
蓜島教授は、「障害児の口腔は、歯の成長と食べる機能の発達、介助・姿勢のバランスがとれていない。」とした上で、「相手の人格を尊重するなどの配慮が必要で、今の歯医者の主流となっている。
かかりつけ医による定期的な口腔管理が欠かせないので、気軽に地域の歯医者を訪れて欲しい。」と話しました。
会場には、歯科医師や歯科衛生士などが訪れ、講師の話に耳を傾けていました。