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箕輪 中村常会で伝統の念仏講

今年1年の無病息災を願う

箕輪 中村常会で伝統の念仏講

箕輪町北小河内の中村常会に江戸時代から伝わるとされる念仏講が3日に会所で行われました。

会所には、40人ほどが集まり、無病息災を願って長さ約10メートルの大数珠を回しました。
昔は、2月8日に、最近では、2月の第1日曜に行われています。
南無阿弥陀仏と書かれた掛け軸を祭壇に飾り灯明を供えます。
太鼓と鐘の音にあわせ南無阿弥陀仏と唱え、時計と反対回りに受け渡します。
行事を仕切るのは、当屋とよばれる当番で、今年は、)橋渡)さん82歳です。
根橋さんは、昔からの念仏講の言い伝えを披露。
中学生を輪の中心に招き入れ伝統を引き継ぎます。
大きな数珠が自分の前に来ると願いごとをする習わしで、この日は、10周しました。
念仏講が終わると各戸から集めた米でつくる「お護符)」と呼ばれるおにぎりとすまし汁を食べ行事をしめくくりました。

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