高校生に不在者投票呼びかけ
伊那市選挙管理委員会事務局は、この春卒業予定の高校3年生を対象に、不在者投票の手続き方法を知ってもらおうと7日、南箕輪村の上伊那農業高校で啓発活動を行いました。
この日上農高校で開かれた社会セミナーで、伊那市役所の職員が不在者投票について説明しました。
不在者投票は、地元を離れてほかの市町村に滞在する人が、滞在先の市区町村の選挙管理委員会で投票できる制度です。
高校3年生は、進学や就職で地元を離れる生徒が多く、投票率も低いということです。
去年4月に行われた伊那市長選挙の18歳・19歳の投票率は21.98%でした。
職員は「4月の県議会議員選挙は転居の時期と重なるが、不在者投票の制度を利用して積極的に選挙に行ってほしい」と呼び掛けていました。