消防ポンプ車など2台を更新
南箕輪村は村消防団第3分団第2部(田畑)の消防ポンプ車、第4分団第1部(沢尻)の小型動力ポンプ付積載車を更新した。2日、役場駐車場で入魂式をして、無事故と無災害を祈った。
ともに15年間使用した車両の老朽化に伴う更新。従来のボンネットタイプからトラックタイプに切り替えたポンプ車(10人乗)は、落水を防ぐ自動感知装置を装備する。
積載車(6人乗)は、これまで手動だった小型ポンプの積み上げ・下ろしが電動式となり、効率性を高めた。それぞれ、周囲を照らす散光式、およそ400メートル先まであたるスポット式のライトを備える。
式には団員ら関係者約20人が出席。唐木一直村長は「安心・安全の村づくりのためには防災強化が重要」とし、防災意識の高揚を呼びかけた。
宮島忠夫団長は「車両が活躍しないことを祈るが、有事に備えて車両の性能を生かせるように訓練を積みたい」と述べた。