“居酒屋公民館”で横山をPR
伊那市の横山地区では、「居酒屋公民館」と名付けられた寄り合いが月に3回ほど行われていて、地域住民が酒を持ち寄って親睦を深めています。
そんな寄り合いを通じて地域の良さを知ってもらおうと16日の夜、他地域との交流会が開かれました。
この日は、横山公民館で交流会が開かれ、市内外から訪れた人や横山区民など、およそ40人が参加しました。
さばキャベツに蒸し鳥の梅肉和え、焼きなすにめかぶのサラダなど居酒屋公民館の定番メニューのフルコースが並びました。
参加した人たちは、輪に入って酒を酌み交わしながら、横山地区の普段の雰囲気を楽しんでいました。
横山では、地域の人たちの憩いの場として公民館がよく利用されていて、年間延べ2500人が利用しています。
箕輪町から訪れた女性は「奥深い地域の良さがわかるとてもおもしろい企画で、参考になったしとても楽しい」と話していました。
武田巌区長は「こんなに人が集まると思っていなかった。地域交流の第一歩として、こういうイベントを大事にしていきたい」と話していました。
横山の魅力を多くの人に知ってもらおうと横山の活性化に取り組む「横山維者舎」のメンバーや伊那市が企画したもので、この日は交流会の前に、区内のビューポイントも巡ったということです。