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2511/(月)

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権兵衛トンネル開通記念イベント各地で

いなっせローメンまんの無料サービスに行列

権兵衛トンネル開通記念イベント各地で

 権兵衛トンネルが開通した4日、伊那市内の各地で記念イベントがあり、多くの人たちでにぎわった。
 伊那市駅前ビル「いなっせ」では、伊那中学校吹奏楽部のコンサートや宝投げがあった。
 伊那市境区の食品製造・販売店「シャトレ」(黒河内明夫社長)が開通記念で開発した「ローメンまん」の無料サービスには、多くの人が行列をつくった。当初は、配り始めを午後2時10分からにしていたが、正午ころから並び始めたため、急きょ整理券を配布。午後1時半ころには、限定数100枚を配り終えた。
 整理券を一番に手にした親子は「テレビや広告で見て一度食べてみようと思った」と話していた。また、別の親子は「思ったより美味しい。癖がないから子どもでも食べられる」とアツアツのローメンまんを仲良く味わっていた。

権兵衛トンネル開通記念イベント各地で

 伊那市西箕輪の農業公園「みはらしファーム」でも、トンネル開通記念イベントがあり、伊那側、木曽側から訪れた多くの人でにぎわった。
 同公園にはこの日、トンネル入り口がみはらしファーム沿いの道にあると勘違いした車が相次いだ。駐車場整備をしていた男性は「少なくとも30台以上はあがっていった」と話す。
 SBCラジオのサテライトスタジオが設置された日帰り温泉施設「みはらしの湯」には、午前中から多くの入浴客が殺到。駐車場もほぼ満車の状態となった。唐澤壽男支配人は「就任して以来、これほどの人でにぎわったのは初めて」と話していた。行き道はトンネルと別ルートで来伊し、帰りにトンネルを通過して帰るという木曽側住民も多かった。
 トンネル開通に伴い、東京方面や中京方面からも多くの人が訪れていた。

きたっせではトンネル中心部の石を販売

権兵衛トンネル開通記念イベント各地で

 伊那商工会議所・伊那北駅周辺活性化推進委員会は4日、権兵衛トンネル開通イベントを伊那北地域活性化センター・きたっせで開いた。和洋菓子、花の販売のほか、伊那と木曽の地酒の利き酒、子ども餅つき大会、懐かしい映画の上映会などでにぎわった。
 トンネル中心部の粘板岩を「メモリアルストーン」として、135個用意したうち、約100個を販売。「記念になるから」「学校の試験に受かるように」「運が開けそう」などと、買い求める人が多かった。
 福豆・宝投げ大会はきたっせと市駅前ビル「いなっせ」で開き、福豆約2千袋、お宝券2108枚を配布。宝の中身は、伊那と木曽の小売、飲食など195店舗が提供した、商品券や割引券などで、木曽のスキー場リフト無料券もあった。

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