開通を祝い、紅白もちなど配る
伊那・木曽の権兵衛トンネル出入り口付近で4日、ドライバーに先着各30人にナンバー入りの通行証明証を手渡した。また、観光パンフレットなども配り、まちをPRした。
木曽側は、開通を祝う紅白のもち菓子「すあま」のほか、観光パンフレットやスキー場割引券など500人分を用意。
横断幕「ようこそ日本のふるさと木曽町へ」を掲げ、役場職員や商工会員15人が沿道に立った。気温マイナス6度で冷たい風が吹いていたものの、職員らは伊那から木曽に入ったドライバーを笑顔で出迎えた。
木曽町PRに当たった職員は、トンネル開通で▽伊那との新たな交流が生まれる▽国道19号で事故が発生したとき、う回することができる▽東京から高速で来た場合、伊那のインターから降りれば、これまでより30分短縮できる竏窒ネどのメリットを挙げ、誘客に期待。女性職員は「早速、イチゴ狩りに行きたい」と楽しみにしていた。
そのほか、町内でも振る舞い酒などがあり、祝いムードが漂った。
伊那側でも、通行者に市のイメージキャラクター「イーナちゃん」グッズなどの記念品を手渡した。