警察学校卒業の2人 伊那署に配属
県警察学校(長野市)を卒業した、初任科第124期生44人のうち2人の新人警察官が2日、伊那署に配属された。同署員から祝福を受けた2人は早速、中山均署長に卒業を報告し、市駅前交番配置の辞令交付を受けた。
同署に配属されたのは上田市出身の井出宗納巡査(20)、飯山市出身の服部匡晃巡査(18)の2人。昨年4月に同学校に入校、約10カ月にわたり刑法の勉強や柔道の練習などに励み、同日卒業した。
中山署長は「新市伊那市が発足するとき、新市の発展と共に、力を発揮してくれることを期待する」と、2人に向けて激励した。
警察官としての第一歩を踏み出した井出巡査は「駅前交番は警察署の顔と言われているので、恥じないよう努力したい」と決意。服部巡査は「どこへ配属されても、県民のために働く気持ちは変らない」と話していた。
2人は約3カ月の職場研修のなかで本格的な実務を学んでいく。