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ピザ窯小屋づくり 模型で構造学ぶ

ピザ窯小屋づくり 模型で構造学ぶ

南箕輪村の南箕輪小学校3年1組の児童は手作りのピザ窯を雨や風から守るための小屋作りに取り組んでいます。
26日は、小屋づくりを前に15分の1サイズの模型をつくり、構造を学びました。

小屋づくりの活動を知った長野県建築士会上伊那支部が学習のバックアップをしていて、児童らがデザインした小屋を建築士会のメンバーが設計図におこしました。
建築士会のメンバー15人が指導にあたり、設計図をもとに模型をつくりました。

ピザ窯を囲うように、幅3m、奥行2m、高さ2.5mの小屋を作ります。
(つか)と呼ばれる床下の土台になる木材の上に柱を乗せて、少しずつ組み上げていきます。
(はり)を乗せる工程では、柱が倒れて上手く乗らず、悪戦苦闘していました。

ある児童は「柱が倒れてしまうので難しい」「模型で勉強して格好良い小屋を作りたい」と話していました。

建築士会上伊那支部の辻井俊恵副支部長は「学習を通じて、普段住んでいる家がどんな風にできているのか、理解してもらえたらありがたいです」と話していました。

南箕輪小3年1組では、2019年度から本格的な作業を始め、夏頃の完成を目指すということです。

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