伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
1610/(水)

ニュース

りんご学習伊藤さん夫妻に感謝

りんご学習伊藤さん夫妻に感謝

伊那市の東春近小学校の4年生は、りんごの栽培体験学習でお世話になった地域の人を招いて、感謝の会を、28日に開きました。
この日は、長年東春近小のりんご学習を受け入れている農家や、指導にあたった上伊那農業改良普及センターの職員を招き、感謝を伝える会を開きました。
畑とりんごの木を提供してきた伊藤一路さんが去年12月に91歳で亡くなり、この日は妻の豊子さんが出席しました。
児童らは、葉摘みや収獲など今年度の学習を振り返り「農家の皆さんの苦労が分かりました」「りんごを食べる時は育てることの大変さを思い出しながら味わいたい」と発表しました。
今年度は、つがるとふじおよそ1.4トンを収穫したということです。
伊藤一路さん・豊子さん夫妻は、24年前から毎年、東春近小のりんご学習を受け入れています。
一路さんは今年度、去年5月に学校で行った葉摘みの説明会のみ出席し、その後は体調を崩して入院していました。
入院したことを知った児童たちは、一路さんのことを思い千羽鶴と手紙を届けたということです。
児童たちは感謝の気持ちを込めて歌を歌いました。
りんご学習は来年度以降も続けられるということです。

前のページに戻る 一覧に戻る