大地震に備え防災研修会
今後起こると予想されている南海トラフ地震などの大地震に備えた防災研修会が2日伊那市のいなっせで開かれ、伊那と木曽の自主防災組織などが発災時の対応について理解を深めました。
研修会には、伊那と木曽地域の自主防災組織の役員や消防団、自治体職員など120人が参加しました。
研修会では、都市防災学が専門で各地で防災教育を行っている坪井塑太郎さんが長野県の地形の特性を交えながら災害時の対応について話をしました。
研修会は国から南海トラフ地震の地震対策推進地域や、首都直下地震の緊急対策区域に指定されている長野県の36の市町村で作る協議会が毎年開いているものです。
研修会は今年初めてワークショップ形式で行われました。
上伊那地域で震度7の地震が発生して3日経過しているという想定で、時間の経過に沿って出てくる困りごとについて意見を出し合っていました。