80代の伊那市の女性95万円被害
特殊詐欺発生
27日に伊那市内の80代の女性が現金約95万円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと特殊詐欺は被害者宅に医師を名乗る男から「息子さんの喉に腫瘍のようなものができていて治療中です。」という電話がありその後、息子の同僚を名乗る男から「息子さんが病院に会社のキャッシュカードが入った財布を忘れた。会社として今日中に支払わなければならないお金で立て替えたので出せるだけ出してほしい」という電話が入ったものです。
さらに息子を名乗る男から「とりあえず払ってくれ」などと言われ被害者は自宅近くまで来た息子の同僚を装う男に現金およそ95万円を手渡したということです。
その後被害者が息子に確認し被害に気付いたものです。
伊那署では自宅の電話を留守番電話に設定したり本人以外に現金を渡さないなど被害防止を呼びかけています。