富県小自転車クラブ 県大会に向け始動
伊那市の富県小学校で自転車クラブの発足式と初練習が12日朝、行われました。
発足式と初練習は始業前の午前7時30分から体育館で行われ、メンバーの児童や指導する伊那交通安全協会の役員らが参加しました。
発足式を終えると、6年生と5年生のメンバー3人が練習を行いました。
実技を指導するのは、17年間、ボランティアでコーチを務める元警察官の森下寿美さんです。
警察を退職後、交通指導員に任命された事がきっかけで長年コーチを務めています。
自転車クラブは、子ども達に正しい自転車の乗り方や、交通ルールを学んでもらおうと長野県交通安全協会が呼びかけ昭和40年代に始まりました。
自転車クラブがある学校は年々減少し、平成11年には全県で89校でしたが、去年は30校となっています。
富県小は去年の県大会で団体3位でした。
クラブ長の中村和奏さんは、今年は1位を取りたいと話します。
富県小の自転車クラブは、7月の県大会に向け、毎朝練習を続ける予定です。