見通し桜と伯先桜 見ごろ
村境の測量起点
地域の桜をお伝えする桜シリーズ。
15日は伊那市狐島の見通し桜と伊那市西町の伯先桜です。
見通し桜は樹齢200年ほどの古木で高さはおよそ10メートルです。
江戸時代、天竜川沿いの狐島村と対岸の西町村、荒井村との境界を定める測定起点だったとされています。
天竜川沿いの村で洪水の後、境界を巡り争いが起こったことから、この見通し桜と対岸で西町にある伯先桜を目標に境界を定めたといわれています。
江戸時代の医師 中村伯先が幼少の頃に植えた桜
伯先桜は樹齢約200年といわれていて高さは10メートル、幹の太さは6メートルほどです。
江戸時代の医師、中村伯先が幼少の頃に植えたとされていて伊那市の天然記念物に指定されています。
どちらの桜も今が見ごろで今週末まで楽しめそうだということです。