自転車の新たな活用考える
自転車を活用した観光や健康づくりなどのトータルサービスについて考える住民有志の勉強会が14日伊那市の創造館で開かれました。
国会では2年前、自動車の依存を減らし自転車の活用を進める「自転車活用推進法」が成立していて、自治体ごとに推進計画を策定する事を求めています。
勉強会は住民有志でつくる、伊那市自転車計画策定準備委員会が地域の未来と自転車について考えようと企画しました。
講師は、自転車活用法を国に提言した東京のNPO法人自転車活用推進研究会の内海潤事務局長が務め、自転車を通した海外からの誘客について話しました。
内海さんはインバウンドには「標識の多言語対応や広域連携が必要だ。富裕層を取り込むには500キロ以上の周遊コースの提案が効果的ではないか」と話していました。
伊那市では、今年の秋、自転車活用推進計画についての審議会を、立ち上げる予定です。