天竜川流域 大雨の浸水想定区域図を作成
長野県はこれまで想定していた3倍の雨が天竜川流域に降った場合の浸水する範囲を示す浸水想定区域図を作成し5月に市町村に示す予定です。
これは19日に松川町で開かれた伊那圏域大規模氾濫減災協議会で報告されました。
天竜川流域の浸水想定区域図は、これまで48時間に233ミリの雨が降った場合を想定していました。
県では、近年の異常気象を考慮し、今回はゲリラ豪雨並みの48時間の降雨量が605ミリで浸水想定区域図を作りました。
これは1000年に一度と言われる降雨量344ミリを上回っています。
県では5月に市町村に浸水想定区域図を示しハザードマップや避難計画の見直しに活用してほしいとしています。