再び甲子園目指す 伊那北初陣勝利
高校野球のOBが世代の垣根を越えて再び甲子園を目指す「マスターズ甲子園」の試合が5日、伊那市の伊那スタジアムで行われ、チームを結成したばかりの伊那北高校野球部OBが初陣を勝利で飾りました。
伊那北高校野球部OBは、初戦、松本市の松本美須々ヶ丘高校野球部OBと対戦しました。
伊那北高校は1回、4番・久保村将選手のタイムリーヒットなどで4点を先制します。
2回にもヒットを重ね、さらに4点を追加します。
試合は、最初の50分が34歳以下の選手、それ以降は35歳以上の選手しか出場できないルールになっています。
35歳以上の後半戦は、年齢を感じさせないファインプレーや投手陣の奮闘もあり、相手打線に得点を許しません。
試合の結果、攻守に圧倒した伊那北高校が、17-3で勝利しました。
小坂宗生監督は「みんなよく声が出ていて、団結して勝つことができた。今後も伊那北高校の野球で勝っていきたい」と話していました。
長野県大会には36校が出場していて、伊那北高校OBは次の試合、6月1日に塩尻志学館高校OBと対戦することになっています。