まめまめクラブと手良小4が交流
お手玉の技に「すごい」
黒豆栽培に取り組むJA上伊那手良地区生活部会の「まめまめクラブ」(北原温子代表、17人)は6日、手良小学校を訪れ、ふれあい学習に取り組む4年生(竹内千景教諭、24人)と昔遊びで交流した。
「まめまめクラブ」は一昨年に発足し、昨年は面積14アールで210キロの黒豆を収穫した。無農薬の上、天候不順で虫に食われたくず豆を使い、お手玉を作った。昨年は宅老所に贈り、今回は昔遊びを伝承したいと小学校を選んだ。
メンバーは、児童一人にお手玉を3個ずつプレゼント。1個40グラムで、くず豆など3種類を入れた。
「学校に行くとき、いつもお手玉を持って行った。休み時間は廊下で、友だちと遊んだ」というメンバーが、お手玉を手の上に乗せたり、両手で3個のお手玉を回したりといくつかの技を披露。児童たちから「おー、すごい」と声が挙がった。
そのあと、メンバー6人を講師に、グループごとにお手玉を習った。うまく上がらず、お手玉をつかめないなど苦戦していた。
お手玉をするのが始めてだった後藤靖幸君(10)は「両手で2個を回すのが難しかったけど、楽しかった。これから練習したい」と話した。
「まめまめクラブ」は今後も、お手玉を通した交流をしていきたいとしている。