南箕輪村との和解金問題で城南物産が控訴
南箕輪村神子柴の城南物産(埋橋常人社長)及び埋橋常人氏が村を相手に井戸水汚濁の損害賠償を請求した控訴審の解決金に関わる強制執行差し止めの請求異議申し立てで、長野地方裁判所伊那支部の、村側の主張を認めた判決(1月23日)を不服とし、城南物産と埋橋氏は7日までに東京高等裁判所に控訴した。
請求異議申し立ては、村が解決金450万円の支払いを、村税債権(埋橋氏側の村税滞納分)を差し押さえて残金を支払ったことに対し、埋橋氏は差し押さえ手続きを無効と主張し解決金支払いの強制執行も辞さない旨を通知。村が、強制執行に対する異議申し立てと強制執行不許可の内容で提訴し第1審で勝訴した。
埋橋氏は「税金を払わないと言っている訳ではない。差し押えは許されない」、唐木一直村長は「1審では全面的に認められた。村の取った行動は当然の行為」と話している。