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鹿にGPS取り付け行動範囲確認

鹿にGPS取り付け行動範囲確認

南アルプス食害対策協議会の総会が23日に伊那市役所で開かれ、ニホンジカにGPSを取り付け、行動範囲の調査を始めたことが報告されました。
これは、協議会会長の白鳥孝伊那市長が総会で報告したものです。
去年10月に信州大学農学部の協力で、ニホンジカ3頭の首にGPSを取り付け放したということです。
GPSの位置情報がスマートフォンの専用ページに表示される仕組みです。
冬場の鹿の群れの行動範囲を把握し、効率的な捕獲に繋げようと協議会として初めて行われました。
今年3月に、地元猟友会がGPSのデータを元に群れを確認しましたが、捕獲には至らなかったということです。
今年度は、南アルプス林道バスの運行が終わる11月以降に再度捕獲を試みることにしています。
総会では他に、今年度、信大農学部と協力して、山小屋・馬の背ヒュッテ近くの防鹿柵()周辺をドローンで撮影し、高山植物の被害状況などを調査する予定です。
 

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