市町村の防災計画修正へ
県や市町村でつくる「長野県地震対策強化地域協議会」の総会が23日、伊那市の防災コミュニティセンターで開かれ、今年度末までに各市町村の防災計画を修正することが確認されました。
総会では、今年3月に国が南海トラフ地震に関するガイドラインを公表したことを受け、県や市町村の防災計画を修正することが確認されました。
今後は、県の防災計画の修正案が7月に示された後、各市町村が防災計画の修正を行い、今年度末までに完了させる予定です。
この後、防災に関する講演会が開かれ、静岡大学防災総合センター長の岩田孝仁さんが話をしました。
岩田さんは、「減災ではなく、防災の原点に立って、被害を起こさない・拡大させない『被害ゼロ』を改めて目指してもらいたい」と話していました。