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ハッチョウトンボ羽化

ハッチョウトンボ羽化

伊那市新山のトンボの楽園では、日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」の羽化がはじまっています。
ハッチョウトンボは、日本最小のトンボで体長はおよそ2センチです。
背が赤いのがオス、黄色と黒の横縞があるのがメスです。
日当たりがよく、きれいな湧き水がある浅い湿地に生息します。
今年は、平年並みの17日に最初の羽化が確認されたということです。
トンボの楽園は、地元住民でつくる新山山野草等保護育成会が整備したものです。
29日は、ハッチョウトンボ以外にも、キトンボやヨツボシトンボを見ることができました。
これから6月にかけて国の準絶滅危惧種に指定されているモートンイトトンボの他、腹部が極端に太いハラビロトンボなど、17種類が観察できるということです。
新山山野草等保護育成会では
6月2日にトンボの楽園の整備を行う他、6月30日に観察会を予定しています。
伊那市の新山小学校の4年生の児童たちは、学校の観察池を使ってトンボの観察をしています。
去年5月に新山山野草等保護育成会に協力してもらい、トンボの楽園からヤゴの他、土や植物などをもらいました。
今年は、5種類ほどのトンボが確認できたということです。
4年生は今後、トンボが生息できる環境をつくるための学習を進めるということです。
 

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