川をテーマに南小河内で自然講座
沢川と大堰に沿って歩く
川をテーマに専門家から話を聞く自然講座が2日、箕輪町南小河内で開かれました。
講座は、箕輪町郷土博物館が開いたもので、20人ほどが参加しました。
信州大学農学部の教授ら3人が講師を務めました。
参加者らは、南小河内を流れる沢川と大堰の沿線を歩きながら、水が人々の暮らしにどのような影響を与えてきたかなどを学びました。
この講座は、専門家が一方的に話すのではなく、地元に長く住んでいる人の話を聞くのも特徴の1つです。
福澤常会にある福澤橋という地名の由来について参加者の1人は「当時は大堰に丸太を渡して土で固め橋をつくって行き来していた」と紹介していました。
町郷土博物館では、去年県宝に指定された土器や出土した遺跡についての学習会を来月開く計画です。