みんな一緒に恵方巻き
宮田村の福祉交流施設なごみ家は8日、太巻き寿司にかぶりつき願いごとをする「恵方巻き(えほうまき)」を行なった。関西発祥の節分の風習だが、約30人が心ゆくまで満喫。口を広げて寿司をほおばった。
近くの住民や村福祉作業所の利用者らが参加。主婦らの手ほどきで、一人ひとり丁寧に寿司を巻いた。
今年の縁起が良いとされる「南南東」を向き、長さ20センチにも及ぶ太巻きを丸かぶり。夢や希望を頭に浮かべながら、黙々と食べた。
恵方巻きは、商売が閑散期となる節分にあわせ関西地方の寿司屋が始めたなど諸説ある。近年はコンビニエンスストアや大手スーパーが着目し、全国的に人気が高まっている。
なごみ家では昨年に続き2回目だったが、「にぎやかにみんなで食べれて楽しいじゃない」と大好評。モリモリ食べて、福を招き入れていた。