記者室
高校再編
駒ケ根工業高校を赤穂高校に統合するという改革案が県教委から示されたことにより地元関係者の間からは怒りの声が噴出している。署名運動を起こそうとの動きも出てきた▼事の是非はともかく、展開が先ごろの伊南市町村合併論議に似てはいないか。一方は財政危機に軸足を置いて合併の利点を力説し、片や話が一方的で納得できないと猛烈な反対運動を展開する窶煤B合併問題では議論は最後までかみ合わないままだったが今度はそうならないことを願う▼国にも県にも市町村にも金がないことは分かるが、あえて言うなら教育だけは何をおいても優先させるべきだ。目先の金に振り回されて判断を誤ると数十年先になって手痛いしっぺ返しを食らうことになるだろう。(白鳥記者)<br>