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2311/(土)

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保護が必要な子ども受け入れ

保護が必要な子ども受け入れ

伊那市高遠町のNPO法人フリーキッズヴィレッジは、虐待を受けるなど保護が必要な子どもたちを一時的に預かる支援事業を始めています。
N NPO法人フリーキッズヴィレッジ代表理事の宇津(うず)孝子(たかこ)さんです。
宇津さんは、2004年に不登校や家族関係に悩む子供たちを受け入れるフリーキッズヴィレッジを立ち上げました。
2013年に、虐待や育児放棄など親と一緒に暮らせない子どもたちを一時的に預かるファミリーホームを開設しました。
ファミリーホームを運営するかたわら宇津さんは伊那市要保護児童対策地域協議会の委員も務めています。
協議会の中で児童虐待に関する相談が増加していることを知り宇津さんは必要性を感じるようになりました。
主に保護が必要な子どもを一時的に預かる他、母親の相談にも応じます。
子育ての悩みや教育・発育発達などの相談窓口となっている伊那市の子ども相談室です。 
子ども相談室によりますと昨年度の子育てなどに関する相談件数はおよそ400件、このうち虐待通告が77件だということです。
虐待通告については前の年度より24件増えていているということです。
宇津さんは、受け入れ体制を整えるため高遠町山室の空き家を購入し支援が必要な家族のための拠点づくりを進めています。
宇津さんは、「協力家庭を増やして気楽に行き来できる風通しの良い環境を作っていきたい」と話していました。
 

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