箕輪町戦没者の霊を追悼
日清・日露戦争から太平洋戦争にかけての犠牲者を追悼する戦没者慰霊祭が27日、箕輪町の文化センターで行われました。
慰霊祭には遺族60人を含む、およそ100人が出席し、最初に黙とうをささげました。
慰霊祭は、町内出身者で戦争の犠牲になったおよそ600人を追悼しようと、箕輪町社会福祉協議会と箕輪町が、毎年行っています。
社会福祉協議会の平井克則会長は「終戦から74年がたつ今、戦争の悲惨さが忘れさられないように、若い世代に語り継いでいく必要がある」と話しました。
参列者は祭壇に献花をし、手を合わせていました。
箕輪町遺族会の平出政敏会長は「赤紙1枚で招集され、戦死した人たちを忘れてはいけない。
これからも戦争体験を伝えていきたい。」と話していました。
慰霊祭では、箕輪町で活動をしている「オカリナ・コカリナサークル ルイーネあかね」による
演奏も行われました。
箕輪町遺族会によると、高齢化により慰霊祭への出席者数は年々減少しているということです。