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県宝に指定 箕輪の土器見学

県宝に指定 箕輪の土器見学

箕輪町郷土博物館は、去年県宝に指定された「顔面(がんめん)(とって)手付(つき)土器(どき)」などを見学する歴史講座を、6日に開きました。
講座には20人が参加し、博物館の職員から説明を受けながら、遺跡の跡地や博物館を見学しました。
 沢保育園・国道153号バイパス沢上交差点付近からは、およそ30年前に丸山遺跡が発掘されました。
遺跡からは、人の顔をかたどった把手(とって)がついた「顔面(がんめん)(とっ)手付(てつき)土器(どき)」が発掘されました。
祭りなどで使われたと思われるこの土器は、去年9月に長野県宝に指定されました。
参加者は、3か所の遺跡を巡りました。
博物館の見学で参加者は、各遺跡から発掘された土器を見て、独特な模様などから縄文時代の
歴史を感じていました。
箕輪町郷土博物館によると、現在、県内ではおよそ160点の縄文土器が県宝に指定されていて、そのうち4点が町内から出土した土器だということです。

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