伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
194/(金)

ニュース

芝平山絵図虫干し

芝平山絵図虫干し

伊那市無形民俗文化財に指定されている、()平山(びらやま)絵図(えず)の虫干しが、15日伊那市高遠町上山田の芝平集会施設で行われました。
15日は、高遠の芝平、御堂(みど)垣外(がいと)、荒町、北原(きたばら)、栗田、四日市場の区長や総代ら14人が集まり、虫干しを行いました。
芝平山絵図は、今から311年前、江戸時代中期の1708年に作られたものです。
当時、高遠側の6つの村と諏訪側の12の村で山の所有権を巡る争いがありました。
絵図はその争いを収めるために幕府が境界を決めて双方に渡したものです。
境界の部分には、黒い線が引かれ、判が押されています。
絵図の虫干しは、年に1度高遠の6地区が持ち回りで行っていて、今年は芝平が担当しました。
絵図を木箱に仕舞うと各地区の判が押されました。
来年は御堂(みど)垣外(がいと)が担当するということです。
 

前のページに戻る 一覧に戻る