高校野球決勝 激戦公立対決
伊那弥生ケ丘 堂々の準優勝
夏の全国高校野球長野大会決勝戦。伊那弥生ケ丘対飯山の試合が21日松本市野球場で行われました。
公立同士の戦いとなった試合は延長戦にもつれこむ激戦となりました。
30年ぶりに公立高校同士の決勝戦となったこの試合、両チームとも春夏を通じて初めての甲子園出場をかけての戦いとなりました。
2点を追いかける弥生3回表ランナーを3塁においてバッターは2番、伊藤駿作。
タイムリーヒットで1点を返します。
試合の様子をテレビで見ているのは伊那市の東部中学校野球部と竜東スポーツ少年団の選手約50人です。
ベンチ入り選手20人のうち7人が東部中の出身で、先輩達のプレーに声援を送っていました。
4対1と3点差をつけられた6回表の攻撃。
3番、登内遥平がヒットで出塁。
後続の打者2人がフォアボールで満塁としバッターは6番遠藤大生。
相手の送球ミスの間にランナー2人が帰り1点差につめよります。さらにランナー2塁でバッターは7番、森田悠大。
タイムリーヒットで同点とします。
弥生のマウンドは3回からリリーフした富永悠斗。
8回ウラ弥生の守り
ランナーはだすものの固い守備で相手に得点を許しません。
試合は延長戦に入り10回ウラ飯山の攻撃。
ツーアウトランナー1、3塁で飯山のバッターは2年生の常田唯斗。
飯山はサヨナラでこの試合を制し甲子園出場を決めました。
敗れはしましたが伊那弥生ケ丘高校は1978年の創部以来初めて決勝戦進出を果たしました。