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上伊那滞在型観光へ 地域の魅力視察

上伊那滞在型観光へ 地域の魅力視察

官民一体で上伊那の観光の推進を行う「長野県伊那谷観光局」は、滞在プログラムの開発と商品化を目指し25日伊那市内で現地視察を行いました。
この日は滞在プログラムのワーキンググループのメンバーおよそ20人が天竜川を訪れ、ザザムシ漁の見学と体験をしました。
45年漁を続けている伊那市中央の中村昭彦(なかむらあきひこ)さんに教わりながら、川に入り体験をしていました。
ザザムシ漁の漁期は冬場ですが、この日は特別に夏の天竜川で体験をしました。
川底の石をクワで返すと四つ手網にはわずかですが、トビゲラやヘビトンボが入っていました。
中村さんは「全国でもザザムシといった水生昆虫の食文化があるのは上伊那だけ。好奇心旺盛な外国人にはむいているかもしれません」と話していました。
漁の後は、中村さんが用意したザザムシの佃煮を試食しました。
あるメンバーは「網にかかったザザムシを見たのは初めてで、驚きました。
食べてみると珍味で、上伊那の地酒と合わせて売り出してみたいです。」と話していました。
長野県伊那谷観光局では10月に大阪府で開かれるインバウンドのイベントで観光商品の発表を予定しています。
 

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